介護福祉科ブログ

【介護】本年度2回目の避難訓練を行いました

平成27年11月17日(火)、秋の避難訓練を行いました。今回は授業で学んだことを踏まえて

福祉施設を想定した内容での避難訓練でした。

 

  介助者として、階段の段差では、先々と声かけを行い転倒の無いように心掛けて行っていました。利用者役は「より具体的な声かけで安心感があった」と感想を述べていました。

 車椅子・ストレッチャーの体験では、「前もって声をかけてもらったが、段差や振動があって怖かった」との感想がありました。

 介助者役は、T字杖使用の障害者を階段や側溝などに気をつけて、安心を確認しながら避難誘導していました。

 昇降口へ移動し、訓練内容毎に介助者・利用者役がお互いに感想を述べていました。

学校長より
  お互いの役割を体験した感想を聞いて、1・2年生の履修状況による違いが見えてきた。しかし、1・2年生とも、それぞれの役割を必死に実施していた。今回は福祉施設を想定した内容で避難訓練を実施したが、大旨目標達成できた、  と講評を頂きました。

・介助者がきちんと声かけ/サポートしてくれたことで、安心して避難できた。

・右麻痺の利用者を介助して、階段の昇降の際に声をかけながら、手を支え不安無く安心してもらえるように心掛けて介助を行った。

・視覚障害者の役割でアイマスクをかけていたが、階段を降りるときの声かけが少なく、不安で怖かった。

・介助者が安全な配慮に欠けた介助だったので、自然に麻痺側に力が入り不安定になった。

・介助者役が利用者の居室に入り、全員に向かって大声で、「安否確認」と「火災である」ことを伝えてもらったので安心できた、と感想を述べていた。